こんばんわ。こんばんわ。こんばんわ。何でも勝手に評論家のへっふんです。
評価すべきものが見当たらないので評論しようがありません。


さてさて、昨日、紅葉狙いで矢筈山に行ってきましたので早速ご報告。


■矢筈山（1848.5m）徳島県三好市東祖谷　落合峠から登れる展望良好の山。山と渓谷社の分県登山ガイドには「祖谷山系の盟主」とあり、なんかかっこいい感じがする。



今回は落合峠からのピストン


●出発！

今回は久々にそらした単発イベントなので少人数での登山。というか、３人しか集まらなかったｗｗ

ＡＭ８：００に徳島市内でテト姉さんとみわさんと合流。いつものかなめ氏は数日前に趣味のテニス後、膝の爆弾を爆発させてしまいリタイヤ。。。南無南無。

徳島自動車道を走り、吉野川ＳＡからスマートＩＣを利用し一般道へ降りる。ここから１９２号線へ入り少し徳島市内方面へ戻ると「深淵」方面への標識が出てきますのでそちらへ向かい山へと入って行きます。結構狭い山道を延々と走ります。途中、深淵自然公園の脇を走り、綺麗な沢や自然林を楽しみながらドライブ。

突如開けた場所に出ます。はい。ここが落合峠です。ちなみに平日は工事で時間帯通行止め等頻繁にありますので落合峠に行かれる方は事前によく確認しておいて下さい。

さすが紅葉シーズン。峠の登山口周辺は車で溢れかえっており、車が止めれません！こんなに車が多いのは初めてだｗ仕方ないのでほんの少し下った所にある広い駐車場に車を止めます。ここも車が４，５台止まっている上にバスまでいた！ｗｗ

峠からの景色だけでも充分すぎるほどステキなのです。ここは既に標高が高いので展望良好♪

さて、準備を済ませて、登山口へ向かいます。道を挟んで左右に登山口があり、西側の登山口は烏帽子・寒峰方面。東側の登山口が今回向かう矢筈・サガリハゲ方面です。因みにこの登山口の近くに峠から下る道があるのですがここから少し下ればトイレがあります。更に下っていけば荒廃した小屋があったような。。


お手洗いも済ませ準備ばっちり。


●登山開始ですともっ！
さて、これが矢筈山登山口です。標高がそこそこに高いため、登り出しからクマザサとススキの笹藪です。
ＡＭ１０：３０登り開始



登り出しは歩きやすい斜面ですが少しずクマザサの背丈が高くなってきて胸の高さくらいまでになってきました。登りだしからもう足元が見えにくい登山道へとなってしまいました。軽い藪漕ぎ？ｗ　でも歩きにくいって程ではないです。この後ずっと尾根伝いに稜線歩きなので道はわかりやすく、傾斜もほぼ無いので楽です。



振り返ると天狗塚や三嶺がはっきりと見えていました。ステキ♪




ひたすら笹薮の中を進み続けますｗｗｗ

反対側の登山口（烏帽子・寒峰方面）の落ちハゲも綺麗です。ススキの穂がキラキラと輝く淡黄色の絨毯となりゆらゆらと揺れています。秋を感じれるステキな景色です。手前のピーク上では大きなカメラを持った人が撮影をしていました。




さらにその北側へと目をやると赤や黄色に色づきだした烏帽子山と前烏帽子を近くに見ることが出来ました。あの形は遠くの山から見てもすごく目立つ。近くで見てもやっぱり変な形だ。うん。「えぼし様ぁ～！」




ガサガサとひたすら進みます。今日は遅めの出発の為、下山してくる人と何度も会いました。こりゃ山頂人多いわな～なんて思っていると、下山してきたおじ様が「頂上手前で２０人くらいの団体さんが上がっていったよ～！」と教えてくれた。

・・・２０人！？　ゾッとしてしまったｗ




道の途中で真新しい四等三角点を発見。三角点名「落合峠」




●紅葉シーズンですともっ！


この日は先週に続き超天気いい！
雲ひとつ無い快晴です。秋の晴れ間はとにかく気持ちいい。日が照って少し暑かったが、風が吹けばなんとも心地が良い。まさに登山日和。秋の行楽シーズン。山頂が平穏ならいいのだがｗ


起伏が殆ど無いので歩きやすいのですが、笹薮をかき分けながら進んでいるとついつい足元に注意がいってしまう。ふと気が付くとモミとブナが美しい樹林の中を進んでいた。さらに進むと綺麗に紅葉したカエデやモミジが目に付くようになってきた。



心洗われるなぁ～。いい時期に来たもんだよ。桜と紅葉のシーズンってどうもタイミングが合わなくて逃してしまうんだけどね。今年はなんとかこれで桜も紅葉も見れた。快適ルートだから膝への負担も少なくてよかった。

あ、忘れてた。途中、１箇所だけ急登がありました！ロープが設置されている箇所です。雨の後なんかは結構滑る所なんですが、この日はぬかるみも無く、それほど苦労は無くすんなりいきました。勿論、息切れはしましたがｗｗ




この急坂を登りきった所から少し行けばサガリハゲとの分岐点があります。本当はこの日、ソロでサガリハゲにも行く予定だったのですが急遽メンバーと登る事にしたので矢筈のみとしました。しかし、サガリハゲへの登山道が見る限り激しく笹薮だったので・・・この時期でも漕ぎ漕ぎしないとイケナイのですかね・・・？ｗ

ここからの写真はうっかり取り忘れです。

分岐から少し行けばちょっとした岩場があります。さらに進めば目の前に矢筈山が見えてきて、頂上手前に大きな岩があります（矢筈岩）。コレを回り込み進めば山頂です。


山頂手前から大きな笑い声等、多数の人の声が聞こえてきます。。。だ、団体さんだ！！


●山頂

なんとか山頂へ到着です。タイムとり忘れですが、１２時３０分頃だったと思います。ややゆっくり目のペースで２時間の登りです。


そして、山頂は・・・。目を疑うほどの人・人・人。　狭い山頂にお昼の準備中で忙しい団体さん。楽しそうですが、これは、山頂の面積に対する人の割合、ピーク時の剣山並となっております！

と、とりあえず写真を撮らせてもらいます。。。パシャ。



どう撮っても人が写ってしまうので、入り込んでしまった人、ごめんちゃい。そして、標識に団体さんの荷物が積まれているのでこれも写っちゃいます。むむむ。

お昼にしたいけど場所を確保出来ないので、山頂の西側少し離れた場所にもう一つピークがありますのでそちらで昼食タイムとします。テト姉さんとみわさんのお食事風景を撮影したのですがこれは勝手に掲載するとお叱りを受けそうなので自粛させていただきます。

この日もカレーです。３５０円もする少し高いレトルトカレーです。レトルトカレーは作るのが楽なのですが、下山中にゲップをすると、とてつもなくカレー臭がするので（加齢の臭も多少）次からは他のものにしようと思いました。味はソコソコに美味かった。　テト姉さんはペンネパスタらしいものを茹で、カニクリームのソースをかけてみわさんにお裾分けしておりました。

食後はチョコレートとチャイで。気持ちのよい青空の下頂くチャイは最高です。もっと冷え込んでくると更にチャイが美味しく思えてくるのでしょう。

ちょうどここから剣山と次郎笈が良く見えました。




●下山開始

１時間以上ゆっくりと休憩を取り、もう一度山頂に戻ります。さっきまですごい騒がしかった団体さんは先に出たので静寂な山頂に戻っていました。１人だけ男性の方がお食事をしていました。あれ？あとから登ってきた人は居なかったんだけどなぁ。ひょっとして縦走の人かなと思いお話を聞いてみるとやはり風呂塔からの縦走で来た人でした。

いや～すごい。深淵～風呂塔～火打山～白滝山～石堂山～矢筈山　の縦走でこの後、落合峠に下り、デポってる自転車で深淵へ帰るそうです。早朝から来ているとはいえコースタイム早いですよね～！

お食事の邪魔をしてはイケナイので我々は先に下ります。１３：４５頃。


後に登ってきた人もいないし、途中登りの人ともすれ違わなかったので時間的に見て私達が最後の下山組っぽいです。（山頂でお昼食べてた男性の人には途中で抜かれましたので）まぁ、焦ることなく、景色を堪能しつつ下山です。


笹もボーボーですがススキもすごいボーボー。実は私もボーボー。

太陽の光が西に傾くと、午前中とはまた違う景色となります。



山肌がカラフルです。


歩きやすい道なので焦らず、ゆっくりと下山してきました。15：30　下りで１時間半ちょっとかな？


沢山ならんであった車はもうほとんど無く、写真撮影で来ている人と下山して帰りの支度をしている人くらいだったでしょうか。

我々も片づけをし、今日の温泉地「紅葉温泉」へと向かいます。


帰り道、深淵の少し手前で縦走してた男性が自転車で走ってました。かなりのスピードでｗ　ちょうど深淵の広場に車が一台止まってあったのでそこに停車して男性を待ちます。やはりその方の車だったようで、少しだけお話させてもらいました。深淵から風呂塔への登山口を教えてもらいました★新居浜からお越しの方でした。ありがとうございました＾＾

さて、温泉です！美濃田の湯か紅葉温泉かで迷いましたが、紅葉温泉へ行く事になりました。
http://www.awanavi.jp/article/0002359.html

ここは初めて行く温泉だったのですが落合峠からの帰りだとココは立ち寄りやすい場所ですね。そして建物は少し古臭さを感じますが温泉はかなり良かったです。この日は入浴客も多かったですがお風呂がソコソコに広かったので特に窮屈さは感じませんでした。一番良かったのは重曹泉という泉質。すこしヌルっとした感じですが肌当たりが優しい。疲れた体に優しさが染み渡ります。露天風呂に入り薄暗くなった空を見上げているといつの間にか寝てしまっていましたｗｗｗ。どれくらい時間がたったのかわからないので急いで風呂から出ました！テト姉さんにしばかれるのではないかと焦って・・。

でも実際にそれほど時間はたってなくて。。　おでん食べながら待つハメになってしまいましたｗｗｗ