天狗塚~亀尻峠 2012.7.29
こんばんわ。コカコーラじゃなくって、ペプシコーラでもなく、KIRINのコーラが飲みたい気分なへっふんです。
先日7月29日に天狗塚へ行ってきましたのでそのレポート発表です。
天狗塚
徳島県三好市 1812m
当日の天気予報 晴れのち雨
3人パーティー(男2女1)
当日は夕方から雨の予報になっていたのですが久々にパーティー登山だったので集合を少し遅めにし登山口より登りだしたのが9:50でした。
このクソ暑い時期は普段山登りお休みしているので水木のしげる先生・・じゃないや。草木の生い茂る登山道を見て少し嫌気が差しそうになりました。
■登山開始(9:50)

あぁ、もう道端アンジェ・・道端から草がボーボーで暑苦しい。
でも、これが夏山なのよ。楽しみなさい。

この日は風があまり吹かず、滝のように流れる汗が一瞬にして全身ビチョビチョにしてしまいました。かなりの汗かきな私。汗対策のウェアを心がけたつもりですが全くドライ機能は追いつかず(笑)
それから最近の体力低下も悩み。登りだして最初に来る息上がりからなかなか回復できない。息が整わない。こんなはずでは・・・!と終止思いながらの山登りはツライです。
あとヒザんび抱えた爆弾。ここ何ヶ月かの間に出来てしまったわけで、(病院には行ってない)運動をすると右ヒザがビックリするほど痛くなる。ほんとヒザを曲げれなくなるほど。これがほんと怖い。悩みの種です。
この日はヒザにガッツリサポーターでしっかり処置をしてきました♪
でもでも!久々のパーティー登山。嬉しいですね~。楽しいですね~。
■1476mピーク(10:35)
ここで中休憩。この日は天候が怪しいものの、登山者は多い。いままでここを登った中でも一番人をよく見かける。中でも20人近い年配者様の団体は圧巻だった。そういえば登山口周りは車で一杯でした。バスも待機してたし。メンバーのかなめちゃん車置くところ見当たらず山道をノラリクラリとバックしてました。結局、登山口東側の広場に車を止めました。
あ、団体さんの人たちが手に持ってた団扇。あれいいなぁ~。実際持っていけば邪魔になりそうだけど(笑)

写真撮ったり、足を止めて息を整えたりしてるとどんどん引き離されていきます。一番体力の無いリーダーにもっと優しくして~(´ノω・`*)
そういえばここから先は笹の中を突き進む。。
この時期は避けていたのに。。。

ぎゃ~。やっぱり笹伸びてる~。
道はしっかりわかるし、足元もまだ見える。藪漕ぎって程でもない。でも!でも!蜂が飛んでいるんです!
蜂が威嚇してくるんです!それだけがもう恐怖で!!
この世で一番苦手な生物。そう、蜂!!ハチ!!!Beeeeeeeeeee!!!!
恐怖です。目の前飛ばれただけで眩暈がします。
ヘビ?トカゲ?クモ?ゴキブリ?全然平気です。
でも、ハチだけは大嫌いです。
何もしなければ大丈夫だよ。って言っている人にいいたい!
私は何もしてないのに2回も刺された!しかも内1回はお口の中に入ってきて唇の裏側を刺された!ww
まぁ、いいや。私が悪いんです。
さて、ハチがブンブン飛び交うエリアを無事抜けひたすら笹原を歩きます。周りが開けてきてあっという間に森林限界を超えます。ここからはすばらしい景色が一面に広がるのですが、この日はあいにくガスっています。ってか非常に不安定な空模様。
イザリに出て小休憩。
ここでかなめちゃんのオケツにクモを発見。笹原でよく見かけるのですがなんていうクモなんでしょうね。名前がわかりません。ご存知の方いらっしゃいましたら教えて下さい。

さて。だんだんガスが濃くなってくる天狗塚へ向け出発です。
■イザリより天狗塚を望む

あぁ~。ガスが~~。ガスがぁぁ~~。
カメラを意識する登山者K


■天狗塚頂上(11:55)

だんだん濃霧へと近づく中、ピラミッドの頂上へ到着。
結構疲れたのでここでお昼にしようかと思いゆっくり腰をすえ・・・
ってしている間に、これから向かう牛の背方面は濃霧で真っ白に。目の前に立っているオジサンが「牛の背に下っていった仲間が戻ってこない・・」後ろで食事中の夫妻が「あ、雷だわ・・」
なんとなんと。一瞬にして頭の中がフル稼働。基本ソロ人間なので普段なら自分のペースで考えるところだが今日に限ってパーティーリーダー。ここは色々選択肢を出していかないとイケナイ状況。
あぁ!普段使わない頭なだけに妙に空回り。ギアがかみ合わない。いや、クラッチが滑っているのか。
濃霧よりも雷が怖い。場所が場所だけに。とりあえず森林限界より下に行きたい。そう思い、昼休憩を少し先伸ばしにし、濃霧の中牛の背に進むことに。牛の背は道筋はっきりだし、ルートも頭の中にはっきりある。行くぞ!と、進みだした途端、ガスが消え、晴れ間に当たった。ラッキー。
相変わらずの笹ブッシュを進んでいると足を延ばした先で何かが動いたのでピタ!と空中で足を急停止させた。勢いで思いっきり転びそうになった。
なんだなんだと覗き込んでみると素敵なサイズのカエルさんが居た(笑)
危うく踏み潰すところだった。想像しただけでもグロテスクだ・・。

伸びた笹の中ガッサガッサと進みます。
青々とした笹原はとても優雅であり、雄大でもあり、素敵な景色でした。
パラソル開いてその下でビールを飲みたい気分を掻き立てられます。


だんだん晴れて来て清清しくなってきたので三角点まで行ってお昼タイムにしようかと思います。
あ、そうだ。仲間が戻ってこないと言ってたおじさん、大丈夫なのだろうか。待ち合わせ場所でもう少し待っているといってたけど。仲間の方の服装を聞いて、周りをキョロキョロしながらきたけど人影らしいものは確認出来ず。あの後、合流できたのかなぁ。

■牛の背 三角点(時間計測忘れ)

この日はしょうが焼き丼を作ろうと食材持参でやってきました。時間が立ってしまっていましたが保冷材がしっかり聞いていて豚肉はまだ少し凍っていました。いつも弁当なんでね~。たまには作るべ~。
ん!ん!
んがっ!!!
米(アルファ米)に水入れるの忘れてた。
昼食前の休憩時に水を入れておこうと思ったのに。水だと30分~1時間で米が炊き上がります。
お湯を沸かせばもう少し短時間で完成なのですが、ショックだったのでもうしょうが焼きのみで食べてやりました。んふ。しかし、美味かった。うん。
さて、ここらから亀尻峠に向かい尾根を下って行きます。
夕方からの雨予報。そして雷雨の可能性を踏まえて足早に下ります。

またガスってきました。天気も怪しいです。いつ降り出すかわかりません。
こういう状況下。リーダーになった事を後悔します。(笑)

ここからのルートは一般登山道とはいえぬ道。最近このコースを使う人も増えたと聞きます。確かに真新しいピンクテープをよく見かけます。とりあえず尾根をひたすら下ります。踏跡もうっすらですが残っているので大丈夫。所々に急勾配はありますが基本的に歩きやすいです。
が、今回の登山。そんな簡単に終わりません。ここから一気に恐ろしい事になってきます。
しばらく尾根を歩いていると、遠くで雷鳴が響いてきました。
一瞬にして心臓が早撃ちしだします。
無意識に3人とも歩くペースが早くなりだします。。。
もうしばらくすると、さっきより近くで雷が鳴ります、、、
流石に足を止めて、いったん尾根から外れます。周りの状況を確認して、安全そうな場所へ避難。そして静かなミーティング(笑)
「ど、どうしよう・・」
「うわ~~ん!ママ~~~!」
「こ、こんなときにドラエモンが居てくれたらなぁ」
少し様子を見ようにも一度鳴り出した雷。10分や20分待機しても仕方ない。でも1時間も2時間も様子は見れない。時間的にも早く下山したいところではある。雨が降り出してきて状況は悪化するかも知れない。ここからしばらくは尾根道。ふむ。
この考えを頭の中で超高速回転で自分に言い聞かす。そしてそれを数十回ループ・・・(時間のムダww)
「もし自分1人なら行く」 ・・・「じゃあ行きましょうよ」 「うん・・」
植林地まで入ってきていたので超足早に下る!
疲れていたのにあんなに早く歩けるもんなんですね!!(後に下山後の3人は口を揃えてそう言ったという)
時折、離れた場所で雷がなっていたが、無事事なきを得て亀尻峠へと降り立った。
(途中、亀尻を諦めて林道沿いのポンプがある場所へショートカットで下ろうとしたが道を間違えた為、結局亀尻峠へ降りてきた!・・というくだりは内緒♪)
今回の目的であった顎無地蔵様を拝む事が出来てよかった!よかった!
お地蔵様にたどり着く前にかなり大きな落雷があった(結構近かった)。あれはマジでびびった~。山での雷は本当に怖い。この時期はほんと注意しないといけない。雷の可能性がある時は山にのぼっちゃイケナイ。今回の山での出来事はいい勉強になった。
パリパリパリパリ・・・・・・・グワッシャ!!ドーーーーーーーーーン!!!!!!
ひぃぃぃっぃぃぃぃぃぃぃぃ~
空気と山が揺れてましたwww
で、峠から下山後、恒例の林道歩きです。
これがいちばん辛い。そう毎回思うのですが、毎回歩いてる私はアホでしょうか?(笑)
今回は林道に下りてきてから大雨。はい、最悪です。
車をデポっておくのが一番でしょうけど、ソロだと難しい。だから、次から自転車でも持って来よう~っと。
メンバーに「こんなにワイルドな山登りは初めてです」と言われちゃいました。
本当に申し訳ない。
次からは袖を引きちぎったGジャン着て山登ります。
後半のタイムレコードとか写真とか無いじゃん!って思ったあなた!
雷が降り注ぐ中そんな余裕を持てる私だと思いますか?
チキンな私にそれは無理です。
どうか指さして笑ってやってください。。。。
帰りは雨にやられて体が冷え切ったので近くの「いやしの温泉郷」で貸切状態(時間が遅かった為)で湯に浸かってきました♪
「いやしの温泉郷」http://www.sobanoyado.jp/
いや~。色々とツカレタ。今回は体力的な疲れより、精神的な疲れが大きかったです。。
冷静な判断の下せるリーダーさんって凄いんですね。
追記: 残念な事に我々が登ったこの日に同じ天狗塚で徳島市の30代男性が遭難しているらしいです。日帰り予定で登り、下山中に天狗塚付近で道迷いになったらしいです。腕に怪我をしているそうですが携帯で三好署に連絡を取り救助待ちとの事です。ただ、濃霧が酷く、二次災害の可能性があるとして捜索は後日に。今居る場所で待機し、翌朝からの捜索待ちなんですね。この時期でも夜は寒いでしょうね。虫も多いだろうし。日帰り夏山登山の軽装備らしいので、大変でしょう。
天狗塚、牛の背は去年、一昨年と遭難が続いています。天候によっては危険な場所です。今回歩いた亀尻峠等のマイナールートは特に道迷いが多いです。常に完璧な装備で挑み、読図力を高め、可能な限りGPS等を用意して挑みましょう。
無事に救出されている事を祈ります。
先日7月29日に天狗塚へ行ってきましたのでそのレポート発表です。
天狗塚
徳島県三好市 1812m
当日の天気予報 晴れのち雨
3人パーティー(男2女1)
当日は夕方から雨の予報になっていたのですが久々にパーティー登山だったので集合を少し遅めにし登山口より登りだしたのが9:50でした。
このクソ暑い時期は普段山登りお休みしているので水木のしげる先生・・じゃないや。草木の生い茂る登山道を見て少し嫌気が差しそうになりました。
■登山開始(9:50)

あぁ、もう道端アンジェ・・道端から草がボーボーで暑苦しい。
でも、これが夏山なのよ。楽しみなさい。

この日は風があまり吹かず、滝のように流れる汗が一瞬にして全身ビチョビチョにしてしまいました。かなりの汗かきな私。汗対策のウェアを心がけたつもりですが全くドライ機能は追いつかず(笑)
それから最近の体力低下も悩み。登りだして最初に来る息上がりからなかなか回復できない。息が整わない。こんなはずでは・・・!と終止思いながらの山登りはツライです。
あとヒザんび抱えた爆弾。ここ何ヶ月かの間に出来てしまったわけで、(病院には行ってない)運動をすると右ヒザがビックリするほど痛くなる。ほんとヒザを曲げれなくなるほど。これがほんと怖い。悩みの種です。
この日はヒザにガッツリサポーターでしっかり処置をしてきました♪
でもでも!久々のパーティー登山。嬉しいですね~。楽しいですね~。
■1476mピーク(10:35)
ここで中休憩。この日は天候が怪しいものの、登山者は多い。いままでここを登った中でも一番人をよく見かける。中でも20人近い年配者様の団体は圧巻だった。そういえば登山口周りは車で一杯でした。バスも待機してたし。メンバーのかなめちゃん車置くところ見当たらず山道をノラリクラリとバックしてました。結局、登山口東側の広場に車を止めました。
あ、団体さんの人たちが手に持ってた団扇。あれいいなぁ~。実際持っていけば邪魔になりそうだけど(笑)

写真撮ったり、足を止めて息を整えたりしてるとどんどん引き離されていきます。一番体力の無いリーダーにもっと優しくして~(´ノω・`*)
そういえばここから先は笹の中を突き進む。。
この時期は避けていたのに。。。

ぎゃ~。やっぱり笹伸びてる~。
道はしっかりわかるし、足元もまだ見える。藪漕ぎって程でもない。でも!でも!蜂が飛んでいるんです!
蜂が威嚇してくるんです!それだけがもう恐怖で!!
この世で一番苦手な生物。そう、蜂!!ハチ!!!Beeeeeeeeeee!!!!
恐怖です。目の前飛ばれただけで眩暈がします。
ヘビ?トカゲ?クモ?ゴキブリ?全然平気です。
でも、ハチだけは大嫌いです。
何もしなければ大丈夫だよ。って言っている人にいいたい!
私は何もしてないのに2回も刺された!しかも内1回はお口の中に入ってきて唇の裏側を刺された!ww
まぁ、いいや。私が悪いんです。
さて、ハチがブンブン飛び交うエリアを無事抜けひたすら笹原を歩きます。周りが開けてきてあっという間に森林限界を超えます。ここからはすばらしい景色が一面に広がるのですが、この日はあいにくガスっています。ってか非常に不安定な空模様。
イザリに出て小休憩。
ここでかなめちゃんのオケツにクモを発見。笹原でよく見かけるのですがなんていうクモなんでしょうね。名前がわかりません。ご存知の方いらっしゃいましたら教えて下さい。

さて。だんだんガスが濃くなってくる天狗塚へ向け出発です。
■イザリより天狗塚を望む

あぁ~。ガスが~~。ガスがぁぁ~~。
カメラを意識する登山者K


■天狗塚頂上(11:55)

だんだん濃霧へと近づく中、ピラミッドの頂上へ到着。
結構疲れたのでここでお昼にしようかと思いゆっくり腰をすえ・・・
ってしている間に、これから向かう牛の背方面は濃霧で真っ白に。目の前に立っているオジサンが「牛の背に下っていった仲間が戻ってこない・・」後ろで食事中の夫妻が「あ、雷だわ・・」
なんとなんと。一瞬にして頭の中がフル稼働。基本ソロ人間なので普段なら自分のペースで考えるところだが今日に限ってパーティーリーダー。ここは色々選択肢を出していかないとイケナイ状況。
あぁ!普段使わない頭なだけに妙に空回り。ギアがかみ合わない。いや、クラッチが滑っているのか。
濃霧よりも雷が怖い。場所が場所だけに。とりあえず森林限界より下に行きたい。そう思い、昼休憩を少し先伸ばしにし、濃霧の中牛の背に進むことに。牛の背は道筋はっきりだし、ルートも頭の中にはっきりある。行くぞ!と、進みだした途端、ガスが消え、晴れ間に当たった。ラッキー。
相変わらずの笹ブッシュを進んでいると足を延ばした先で何かが動いたのでピタ!と空中で足を急停止させた。勢いで思いっきり転びそうになった。
なんだなんだと覗き込んでみると素敵なサイズのカエルさんが居た(笑)
危うく踏み潰すところだった。想像しただけでもグロテスクだ・・。

伸びた笹の中ガッサガッサと進みます。
青々とした笹原はとても優雅であり、雄大でもあり、素敵な景色でした。
パラソル開いてその下でビールを飲みたい気分を掻き立てられます。


だんだん晴れて来て清清しくなってきたので三角点まで行ってお昼タイムにしようかと思います。
あ、そうだ。仲間が戻ってこないと言ってたおじさん、大丈夫なのだろうか。待ち合わせ場所でもう少し待っているといってたけど。仲間の方の服装を聞いて、周りをキョロキョロしながらきたけど人影らしいものは確認出来ず。あの後、合流できたのかなぁ。

■牛の背 三角点(時間計測忘れ)

この日はしょうが焼き丼を作ろうと食材持参でやってきました。時間が立ってしまっていましたが保冷材がしっかり聞いていて豚肉はまだ少し凍っていました。いつも弁当なんでね~。たまには作るべ~。
ん!ん!
んがっ!!!
米(アルファ米)に水入れるの忘れてた。
昼食前の休憩時に水を入れておこうと思ったのに。水だと30分~1時間で米が炊き上がります。
お湯を沸かせばもう少し短時間で完成なのですが、ショックだったのでもうしょうが焼きのみで食べてやりました。んふ。しかし、美味かった。うん。
さて、ここらから亀尻峠に向かい尾根を下って行きます。
夕方からの雨予報。そして雷雨の可能性を踏まえて足早に下ります。

またガスってきました。天気も怪しいです。いつ降り出すかわかりません。
こういう状況下。リーダーになった事を後悔します。(笑)

ここからのルートは一般登山道とはいえぬ道。最近このコースを使う人も増えたと聞きます。確かに真新しいピンクテープをよく見かけます。とりあえず尾根をひたすら下ります。踏跡もうっすらですが残っているので大丈夫。所々に急勾配はありますが基本的に歩きやすいです。
が、今回の登山。そんな簡単に終わりません。ここから一気に恐ろしい事になってきます。
しばらく尾根を歩いていると、遠くで雷鳴が響いてきました。
一瞬にして心臓が早撃ちしだします。
無意識に3人とも歩くペースが早くなりだします。。。
もうしばらくすると、さっきより近くで雷が鳴ります、、、
流石に足を止めて、いったん尾根から外れます。周りの状況を確認して、安全そうな場所へ避難。そして静かなミーティング(笑)
「ど、どうしよう・・」
「うわ~~ん!ママ~~~!」
「こ、こんなときにドラエモンが居てくれたらなぁ」
少し様子を見ようにも一度鳴り出した雷。10分や20分待機しても仕方ない。でも1時間も2時間も様子は見れない。時間的にも早く下山したいところではある。雨が降り出してきて状況は悪化するかも知れない。ここからしばらくは尾根道。ふむ。
この考えを頭の中で超高速回転で自分に言い聞かす。そしてそれを数十回ループ・・・(時間のムダww)
「もし自分1人なら行く」 ・・・「じゃあ行きましょうよ」 「うん・・」
植林地まで入ってきていたので超足早に下る!
疲れていたのにあんなに早く歩けるもんなんですね!!(後に下山後の3人は口を揃えてそう言ったという)
時折、離れた場所で雷がなっていたが、無事事なきを得て亀尻峠へと降り立った。
(途中、亀尻を諦めて林道沿いのポンプがある場所へショートカットで下ろうとしたが道を間違えた為、結局亀尻峠へ降りてきた!・・というくだりは内緒♪)
今回の目的であった顎無地蔵様を拝む事が出来てよかった!よかった!
お地蔵様にたどり着く前にかなり大きな落雷があった(結構近かった)。あれはマジでびびった~。山での雷は本当に怖い。この時期はほんと注意しないといけない。雷の可能性がある時は山にのぼっちゃイケナイ。今回の山での出来事はいい勉強になった。
パリパリパリパリ・・・・・・・グワッシャ!!ドーーーーーーーーーン!!!!!!
ひぃぃぃっぃぃぃぃぃぃぃぃ~
空気と山が揺れてましたwww
で、峠から下山後、恒例の林道歩きです。
これがいちばん辛い。そう毎回思うのですが、毎回歩いてる私はアホでしょうか?(笑)
今回は林道に下りてきてから大雨。はい、最悪です。
車をデポっておくのが一番でしょうけど、ソロだと難しい。だから、次から自転車でも持って来よう~っと。
メンバーに「こんなにワイルドな山登りは初めてです」と言われちゃいました。
本当に申し訳ない。
次からは袖を引きちぎったGジャン着て山登ります。
後半のタイムレコードとか写真とか無いじゃん!って思ったあなた!
雷が降り注ぐ中そんな余裕を持てる私だと思いますか?
チキンな私にそれは無理です。
どうか指さして笑ってやってください。。。。
帰りは雨にやられて体が冷え切ったので近くの「いやしの温泉郷」で貸切状態(時間が遅かった為)で湯に浸かってきました♪
「いやしの温泉郷」http://www.sobanoyado.jp/
いや~。色々とツカレタ。今回は体力的な疲れより、精神的な疲れが大きかったです。。
冷静な判断の下せるリーダーさんって凄いんですね。
追記: 残念な事に我々が登ったこの日に同じ天狗塚で徳島市の30代男性が遭難しているらしいです。日帰り予定で登り、下山中に天狗塚付近で道迷いになったらしいです。腕に怪我をしているそうですが携帯で三好署に連絡を取り救助待ちとの事です。ただ、濃霧が酷く、二次災害の可能性があるとして捜索は後日に。今居る場所で待機し、翌朝からの捜索待ちなんですね。この時期でも夜は寒いでしょうね。虫も多いだろうし。日帰り夏山登山の軽装備らしいので、大変でしょう。
天狗塚、牛の背は去年、一昨年と遭難が続いています。天候によっては危険な場所です。今回歩いた亀尻峠等のマイナールートは特に道迷いが多いです。常に完璧な装備で挑み、読図力を高め、可能な限りGPS等を用意して挑みましょう。
無事に救出されている事を祈ります。
初心者向け登山イベント 春のんびり登山2016 in 『剣山』 2016.5.8
初心者様向けトレッキングイベント準備
そらした新春イベント春のんびり登山開催決定
2015.11.3 寒風山〜笹ヶ峰 縦走
2015.11.1 綱付森
2015.10.25 徳島県 青の塔
初心者様向けトレッキングイベント準備
そらした新春イベント春のんびり登山開催決定
2015.11.3 寒風山〜笹ヶ峰 縦走
2015.11.1 綱付森
2015.10.25 徳島県 青の塔
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